石垣島で今釣れる魚特集
5月~9月特集 | |
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グルクマ |
成魚は全長40cmほどで、体はやや側扁する。マサバやゴマサバに比べると小型で体高が高く、サバとしては太短いように見える。また、背中側は黄緑色の地に黒い斑点列が縦方向に並んでいて、体色や模様も異なる。 日本の南西諸島からオーストラリア北岸、アフリカ東岸まで、インド洋と西太平洋の熱帯海域に広く分布する。 沿岸域の表層で大群を作り遊泳する。食性は肉食性で、動物プランクトン、小魚などを捕食する。 【釣り方】サビキ、浮き釣り |
ミーバイ(アカジン) |
沖縄、西南諸島、鹿児島、等の暖かい海で釣れます。石垣では総称してハタ類をミーバイと呼びますが体色が赤くアカジンミーバイ等と言い、沖縄三大高級魚のひとつとして有名です。 大型では全長1mを超えるものまでおり、味も抜きに出て最高なので島人も狙う大型高級魚です。 食性は肉食性で、他の魚類や甲殻類、頭足類などを大きな口で捕食し、引きも大きく釣りとしてはビックファイトとなります。 【釣り方】グルクンなどを餌にした餌釣り、スロージギング |
イラブチャー |
サンゴ礁域にいる大型のブダイで、沖縄県では高級魚として扱われています。とても美味しく、刺身だと昆布締めがおすすめ、焼いても、マース煮にしても美味しい魚です。昼にサンゴについた藻を食べています。 夜は、粘膜を出して岩礁の中で寝るので釣れませんのでご注意ください。 【釣り方】サンゴ礁や磯でオキアミやコーン(意外と釣れます)を餌とした餌釣り |
ガーラ |
なかなかお目にかかれない、通称GT(ジャイアント・トレバリー)、先島ではガーラと言われるロウニンアジ。釣りを趣味にしている方なら一度は、釣り上げてみたいと思うはずです。 石垣では、GTの魚影も濃く度々、釣り上がった話を聞きます。当店の近くの登野城漁港でも34㎏で鮪の頭を餌にして釣れた記録もあります。陸からは、白保がスポットと言う方もおり比較的、陸からも狙えるようですが、西表島近海、波照間島近海で餌で船から狙う方も多いですが、ジギングで釣れる事もあります、とにかくじっくり待つというのがポイントのようです。 一度ヒットしたら、数時間のビックファイト、一気に走り出し、巻取りという体力勝負です。 【釣り方】マグロの頭などを使った餌釣り、スロージギング |
タマン |
タマンとは、ハマフエフキとの沖縄本島、石垣島呼びで体長が80~90cmにもなる魚です。沖縄に三大高級魚の一つとされ、大変美味しい魚です。 2月~11月頃が一番ヒットします。気候が暖かくなり、タマンは浅瀬に出て、年間通して比較的釣れる魚です。 住んでいるのは、サンゴ礁や岩礁地帯で、餌でもルアーでも釣れます。かなり強烈なアタックを仕掛けて来る魚なので注意が必要です。タマンの餌は、小魚やエビ・カニなどの甲殻類です。 【釣り方】甲殻類、イカの切り身を餌にした餌釣り、ルアーキャスト |
さわっちゃダメギョ!
釣れたら絶対に触らないでください!! | |
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シモフリアイゴ (エイグァー) |
背びれ、胸びれに鋭い針があり、釣りあげた瞬間暴れて指に引っ掛かるとそれだけで激痛が走り痺れ、腫れます。 |
ゴマアイゴ (カーエー) |
背びれ、胸びれに鋭い針があり、釣りあげた瞬間暴れて指に引っ掛かるとそれだけで激痛が走り痺れ、腫れます。 厄介なことに、痛みを倍増させる毒を持っていますので、要注意です。 |
アカエイ |
釣りあげた時に暴れまくるので要注意です。尻尾には細胞を壊死させる細かいノコギリ状の毒ヤリがあり、これが刺さると死に至る可能性があります。大型のエイですと人の体に毒ヤリを突き刺す程の力で刺してきます。 島ぞうりで、海岸を歩いてると間違って踏んでしまい運悪く足の裏に刺さるということも多々あります。 |
オニダルマ オコゼ |
背びれ(尻尾全体)に鋭い毒針を持っていて、刺された瞬間に激痛とともに腫れ揚り、痺れや麻痺状態になります。最悪の場合、呼吸困難、血圧低下、心肺停止などの症状が出ます。 オニダルマオコゼの毒性は魚類の中でも非常に強くハブ毒の数十倍とも言われ死に至るケースもあります。 |
ミノカサゴ | 見た目は、美しい魚でよく見かける魚なので、内地の方は記念撮影しようとすると、体のあちらこちらに隠された毒針があります。背びれ、胸びれに毒針を持っていて、刺されると激痛に襲われます。夜行性なので、特に夜釣りでたまに釣れてしまうことがあるので要注意です。 |
ゴンズイ | 背びれ、胸びれに毒針だけでなく、体を覆う粘膜にも毒が有ります。 刺されると、激し痛みで、重症化するときは細胞が壊死します 夜釣りで釣れることが多く、釣りあげたときに体をくねらせて暴れるので注意です。 釣れたゴンズイを釣り針から外す時、誤って指を刺されるケースが多いので気をつけてください。 |
ツムギハゼ (番外編) |
刺されるとかでなく、食べたら死ぬ可能性があります。 内臓や筋肉と皮膚で、特に皮膚には多く含まれているようで、フグと同じ猛毒のテトロドトキシンを持っており、釣りをしていると普通に釣れます。 テトロドトキシンは、300度の熱を加えても分解しないので、調理しても分解されないものと思われます。 死亡例もあり、致死率は50~60%と言われており、致死量は2~3mg、致死量は身体のしびれや麻痺、嘔吐、頭痛といった症状があらわれ、重症化すると呼吸困難や意識障害、体温低下といった症状もあらわれ、放っておくと8時間以内に死に至ります。 糸をチョキンとしてリリースしたほうが無難ですね。 |